1. 問診

『歯の相談室』にてスタッフが「お口の困りごと」をお聞き致します。(現在の状況を詳しくお尋ねしたり、診断に必要となる大切なご質問をさせていただきます。)当歯科医院では「一人ひとりに合った治療方針」を見極めたいと考えています。そのため、この問診という時間に力を入れています。患者さんからいただいた貴重なお時間はけっして無駄にはいたしません。「問診」は治療方針に反映する大切な時間となります。

2. 応急処置

『痛み』や『緊急の困りごと』がある場合、応急処置を行い、可能な限りその日のうちに解決します。

3. 資料採得

 正確に診断するために下記の資料採得、検査を行います。
資料に関する費用は事前にご説明いたします。)

①パノラマレントゲン ②デンタルレントゲン(14枚法) ③歯周精密検査(6点法)
④口腔内写真 ⑤姿勢・顔貌写真 ⑥歯型模型

お取りした資料は、各診療台に備え付けられたモニターに映し出し治療方法の説明時に活用します。

4. 治療計画立案

 資料と検査結果をもとに『治療計画』を立てます。治療計画は、10年、20年先を考えた治療をご提案し説明いたします。その際、患者さんにはわかりやすいように『治療計画書』をお渡しいたします。患者さんご自身が納得され、了承された上で治療を行なっていきます。
 写真は治療計画を立てた後にお渡しする資料です。治療の計画や、患者さんのお写真などをファイルで閉じています。そして、お口の写真に合わせて、治療の方法をわかりやすく説明しています。お持ち帰りいただき、お家でゆっくりとご覧ください。

5. 歯周治療

『担当歯科衛生士による歯みがきのお話と歯石取り』
 日本人のほとんどは、一日1~3回はかならず歯を磨くそうです。とてもよい習慣だと思います。ただ、せっかくの歯みがきもちょっとした当て方の工夫や、個人にあった歯ブラシや歯磨き剤選びをすることで、歯みがき効果が高まります。
 当歯科医院では、患者さま専用の歯ブラシをお名前を書いて写真
のように保管しています。
(こちらの代金は歯科医院で負担させていただいています)そして、この患者さん専用の歯ブラシを使って、”術者磨き”と呼んでいる歯科衛生士による歯みがきを体験していただきます。
「歯ブラシだけでこんなにつるつる、気持ちよくなるものなんですね!」と患者さんはおっしゃりいます。この歯ブラシは治療中にも使用しますので、治療終了までこちらでお預かりしていきます。治療が終了しましたらお渡ししますので、是非お家でお使い下さい!
そして、治療を長持ちさせる秘訣は3つ。
良質な治療を受けることと、
できるだけお口の中を清潔にすること、
食生活を整えることです。

良質な治療に関しては、当歯科医院では責任を持って取り組んでまいります。お口の清掃については、毎日の積み重ねが一番大切ですから症状に合った歯みがき剤を利用しながら、患者さんご自身で気をつけてみてください。どうしても不足する部分は定期的にクリーニングするとよいでしょう。また、食生活を整えることは、虫歯予防だけではなく、全身の病気の予防にもつながりますので、実践されることをお勧めいたします。

当歯科医院では、国家資格を持った歯科衛生士が担当制で「歯みがきのお話から定期健診まで」同じ衛生士が責任をもって、みなさまのお口をお守りいたします。

6. むし歯・補綴治療

 治療には保険適応のものと、そうでないもの(保険外治療)とがあります。

制限された保険治療の内容でも「より良い材料、器材、そして丁寧な治療」を

保険外治療では、「最高の材料で、十分な時間をかけて、妥協のない治療」を行います。

どちらも治療後は、『より美しく、より美味しく、より快適に生活ができる』ようになります。

7. 治療完了

 治療計画に基づいた治療が無事終了しました。『治療の終了は予防のスタートです
「時間と費用を投じた歯の治療」をできるだけ長く保つため、また、健康を維持増進するためには「毎日のお手入れ」は欠かせません。「磨いているのに悪くなる・・・」という不安感を取り除くために、当歯科医院では「一人ひとりに合った定期的な歯のクリーニング」をお勧めしています。定期健診の間隔や内容については、一人ひとりのリスクに応じて治療終了時に提案させていただきます。定期健診は継続してはじめて効果が現れますので、症状に応じた間隔で、無理のないペースで行なっていくほうがよいでしょう。

8. 定期検診

ご予約いただいた日時で担当歯科衛生士、歯科医師がお待ちしています。
【定期健診の勧め方】

問診
 前回からの様子を伺います。担当歯科衛生士は、前回記録していた注意事項を確認
施術開始
 問題がなければ、歯肉の変化や、むし歯ができていないか確認しながらクリーニング専用薬 剤や器具を使いながらきれいにしていく.歯石や着色もついていれば取っていく。必要に応じ てフッ素塗布
歯科医師による診査
 歯科医師による診査、注意事項の確認。担当歯科衛生士との連携が重要となる。問題点、もしくは問題が起きそうなところがあれば説明。


「健康が維持されているのは、患者さんご自身による努力の賜物です!」
また、定期健診でお会いできることは私たち歯科スタッフの喜びでもあります!なぜなら「健康な方が歯科医院を訪れる」それこそが「本来の歯科医療である」と考えているからです。歯科医院を上手に利用して、お口の健康をお守りください。